競合がどうやってテールを増やしていったのか、とくに大手ポータルほど気になるかと思います。求人や医院、学校などある程度かけ合わせの上限は同じ土俵で戦うのであればなおさらです。
こんにちは、カグア!です。国内市場をターゲットにテールを取りに行くには重要なテールSEO。SimilarWeb PROを使いますと競合がテールを増やした時期がわかりますので、今回はそのテクニックをご紹介します。
また、実際に施したと思われるロングテールSEOの施策なども注目していきます。
関連記事
>>SimilarWebの使い方<2015年PRO版リファレンス>
>>売れるLINEスタンプの作り方、SimilarWeb PROを使った5ステップ
>>夏目漱石の「坊っちゃん」をテキストマイニングしてみた
この記事の目次
キーワード種類数をチェックする
SimilarWeb PRO では、最大で24ヶ月までさかのぼって競合の流入キーワードを、(not provided)無しで調べることができます。
>><公式>SimilarWebPRO(シミラーウェブ)日本語サイト・プランと料金
サーチのワード数はここを見る
SimilarWeb PRO にログイン後、以下のメニューをたどります。
Website Analysis>Traffic Sources>Search
リストアップされた(not provided)無しのキーワードがどれくらいあるのか、以下を見ます。
1ヶ月ごとにワード数をチェックしていく
1月ごとにキーワード種類数を見ていく。SimilarWeb PROであれば、ネットの一部とはいえ、トラフィックの多いサイトであれば相当数のキーワード数が取れます。その種類数を月ごとに見ていきます。
基本は、1ヶ月、半年、1年、2年、という期間が選べるのですが、カスタムで1月ごとも選べます。
実際のロングテールの変化を見てみる
それでは、実際にどのようにしてテールを増やしていったのか、実際にある転職サイトで見ていくことにしましょう。
競合のKW数とPVをトレースする
1月ごとにキーワード種類数とオーガニックの流入数を調べ、グラフにしてみました。
2014年の8月から9月にかけてテールが増え、その後トラフィックを増やしていることがわかります。
この施策をディテクティブ(探査)!
アーカイブオルグでビフォーアフターを調べる
あとは、過去のウェブサイトの状態を調べられるアーカイブオルグで、前後の違いをベンチマークしていけばOKです。
>>Internet Archive: Wayback Machine
>>競合をシミラーやはてブ等7サイトで一括分析するChrome拡張つくった
わたしの作りましたレッツシミラー7にも、アーカイブオルグ調査は入っていますので、まだの方はぜひ。
ここが変わっていた!なるほど~
それでは、前後で異なる箇所を見ていきましょう。もちろん、それが本当にSEOに効果があったのか、それともたんなるA/Bテストの1ケースだったのかは未知数です。2014年6月と2014年11月とを比較しました。ただ、そして今はまた変わっているかもしれない、というところはご了承ください。
ただ、いくつかの日にちや内容を掘り下げていけばある程度の精度では、把握できるはずです。そして、取り入れられそうなものは参考にしましょう。
トップページ
更新日の表記がなくなっています。企業名テキストがより上に来た感じです。
検索結果画面
どんな検索結果の条件だったのか、検索フレーズが追加されています。
フッター
詳細ページはかなりすっきりと変化しました。ログインなどの情報もありません。
もちろん具体的な求人数を増やしたという可能性はあります。いずれにせよ、このように競合を普段からベンチマークしていきますと、過去との比較をすることで打ち手を分析し対策の検討に役立つことと思います。
SimilarWebの PRO版は、このように時系列で競合調査ができるところも魅力の1つです。
できる100の新法則 Google Search Console これからのSEOを変える基本と実践: 村山 佑介, 井上 達也, できるシリーズ編集部: 本
・ ・ ・ ・ ・
>>安っ!アマゾンで半額以下になっている食品タイムセール
セール特設ページを見る
↓↓↓無料のニュースレターを配信中です