Google Analytics のグラフのすぐ左上にあるタブ。
ここには「サイトと比較」というボタンがありますが、これは、普通に使いますと
こんなカンジに、追記された灰色のグラフが、単にグラフと重なるだけで、
何に使うのか、わかりません。
実はこれは、ユーザー>ユーザーの傾向>ユニークユーザー数など、
サイト全体の数値を表すメニューでは有効に機能しないのです。
「サイトと比較」=「サイト全体と比較する」ということなので、
参照トラフィックだけを選んでおき、これが全体と比べてどうなのか?
ある特定ページのトラフィックだけを選んでおき、全体と比べてどうなのか?
といったときに使うのです。
ですから、例えば、トラフィック>検索エンジン、と選びます。
そして、グラフ左上の「セッション」タブをクリック。
「サイトと比較」を選びます。
タブ以外の場所をクリックすると、タブが隠れ標準画面に戻ります。
(上記タブ内には、比較できる項目がセッション以外にも選べます。)
例えば、平均ページビューを選びますと、
サイト全体の平均PVと検索エンジン経由のトラフィックとで、
平均PVとの比較が出来ます。
したがって、コンテンツ>上位のコンテンツで、ある特定ページを選びます。
そのページの平均滞在時間とサイト全体の平均滞在時間とを比べると・・・、
このページは、全体と比較すると滞在時間は短いようです。
もし、このページが、読ませたいページであれば、
レイアウトや文書構造、文体などを再考すると良いでしょう。
このように、サイト全体と比較して、弱点を見つけやすくする。
それが、「サイトと比較」ボタンなのです。