カグア! Creator Economy News

キャズム越えの議論の前に考えること

キャズム

新しいツールやサービスが登場し注目されはじめと、「キャズムを越えるか?」といった議論やエントリーが出てきますよね。

ただ、そのキャズム越えですが、そもそも流行の本質は何なのか、という視点も忘れてはいけないと思うんです、マーケティング的には。

Twitterが16%を越えたらしい、という。ただ、2010年4月以降横ばい、らしい。

・・・Twitterはキャズム越えしてるのか、と言えば微妙なのかもしれませんが、ソーシャルというムーブメントが、既にキャズム越えしてるんじゃないかと。

mixi、モバゲー、gree、ameba、Twitter、facebook、Yahoo!知恵袋、発言小町、pixiv、価格com、COOKPAD、2ch・・・

居心地の良いコミュニティって、もう人によって違うと思うんですよね。Twitterだって16%を越えたといっても、じゃあリーチするには、やっぱり影響力のある人(インフルエンサー)のリストに入らなきゃ、そもそもTL見られないでしょ、とか。

Google Analytics でも、Twitter経由を調べると言っても、TwitterなのかTwitterクライアントなのか、しっかりセグメントして調べないとイケマセンし。

丁寧なターゲティングより高精度なペルソナ。

スマートフォンやiPadなど、端末も多様化して、ますますカオスな状況下では、情報に惑わされず、しっかりとセグメンテーションを積み重ね、離脱を減らすことが、重要かと。

と、自分に言いきかせてみる。
 

マルコム・グラッドウェル
ソフトバンククリエイティブ
売り上げランキング: 2290
おすすめ度の平均:

読んで2年後の効果は有り?無し?
爆発的な拡大現象のメカニズム
私は途中で飽きました。
 ものすごく濃い中身
星5つ+アルファーの価値がある。 とても素晴らしい本です

 

キャズム
posted with amazlet at 10.10.17
ジェフリー・ムーア
翔泳社
売り上げランキング: 4957
おすすめ度の平均:

ハイテク新製品を扱う企業人の必読書
他の本にもよく引用される、ベーシックな一冊
マーケティングの教科書的な本
自分の立ち位置を分からせてくれたマーケティング書
これはいい!