Excelで、複数回答の集計をするときに、私が使っている関数です。
状況:1つのセルに複数回答がスペース区切りで混在
例えば以下のように、1つのセルに複数回答がいくつも含まれているシートは意外とあります。
複数回答のアンケートの集計というのは、誰が何個選択肢を選ぶかがわからない分けですから、セルに「A」「B」「C」・・・などとは入れられないですよね。
選択肢のセルを横軸にとりカウントしやすいようにする
ですので、EXCELで複数回答の集計をするときには、以下のように、横軸に複数回答のセルをつくり、それらを選んでいるかのオンオフを各セルに入れます。そして、それらを集計するのです。
上図のように、選択肢を予め項目名として、作っておきチェックしたら「1」と集計するのがコツです。Excelの関数を組み立てるときは、以下のような考え方。
複数回答を判別できるEXCEL関数の組み方
セルに選択肢が見つからなければ何もしない、そうでなければ「1」を入れる
=IF(ISERROR(FIND(回答セル,選択肢))=TRUE,"",1)
※もちろん、見つかれば「1」を入れる、といったように逆でもいいです。
・if(条件式,処理1,処理2)
条件式が正しければ処理1を行い、そうでなければ処理2を行う。
・find(検索語,対象セル)
対象セルに検索語が見つかれば文字位置(数値)を返す。
・ISERROR(式)
計算結果がエラー(#N/A、#VALUE!など)になったらTRUEを返す。
ちなみに、Excelで何も値を入れない処理はダブルクォーテーションを2つ、です。
ISERRORはエラー全般で回避技として使えるので何かと便利。いい仕事します
これらを組み合わせて、複数回答が1つのセルに内包されてしまっている回答を、トップ画像のように選択仕事のセルに分けて集計をします。
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COUNTIFを使う方法
>>複数回答のアンケートをスピーディに集計する方法とは?│kotodori | コトドリ
こちらで詳しく紹介されています。COUNTIFはホント便利ですよね。
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