AMP版Googleタグマネージャで使えるタグ・トリガー・変数一覧2017と計測事例

amp版gtm変数一覧
AMPページにもとても簡単にGoogleタグマネージャを実装できます。いろいろ使えそうなので利用可能タグなどを一覧しました。※2017年3月27日時点

こんにちは、GTM大好きカグア!です。

AMP版GTMで使えるアクセス解析 amp-analytics は、とても強力なアクセス解析機能を持っていて、AMP版Googleタグマネージャと合わせるとなかなかに興味深い仕様でした。

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AMP版GTMとは

amp版GTM

Googleタグマネージャでは、AMP用のコンテナタグを発行できます(上図)。AMPはさまざまな制約があるなかで、AMP用のいろいろな計測ができるようになっています。

Google公式にも詳しく書かれています。
>>AMP ページにアナリティクスを追加する  |  AMP ページ向けアナリティクス  |  Google Developers

<amp-analyticstype=”googleanalytics” id="analytics1”> こんな感じにAMP内に記述しますと、amp-analytics が使えるようになるといった感じです。

AMP Project でさらに詳しく書かれています。
>>amp-analytics – Accelerated Mobile Pages Project

調べてみますと意外と、トリガーや計測タグなどが、かなり違いがあることがわかりました。ですので、ちょっとまとめてみることにしました。

それがこちらです。

AMPで使えるタグなど一覧

タグ一覧

  • ユニバーサル アナリティクス
  • AMP用Googleタグマネージャ

  • AdWords コンバージョン トラッキング
  • AdWords リマーケティング
  • DoubleClick Floodlight カウンタ
  • DoubleClick Floodlight 販売
  • カスタム画像
  • Adobe Analytics
  • AT Internet
  • Burt
  • Chartbeat
  • Clicky
  • comScore Unified Digital Measurement
  • Cxense
  • Krux
  • LinkedIn Insight
  • Linkpulse
  • Mediametrie
  • mParticle
  • OWA
  • Parse.ly
  • Piano
  • Quantcast Measurement
  • Segment
  • SimpleReach
  • Snowplow
  • Webtrekk

カスタム画像も使えるっぽいので、たぶんピクセルのコンバージョンとかもいけそうですね。

トリガー一覧

  • クリック
  • クリックトリガー

  • スクロール
  • スクロールトリガー

    イベントを発生させる縦方向スクロールの割合です。1 つ以上の正の整数(0~100)をカンマで区切って指定できます。

    垂直方向に25%、50%などと%で指定して、スクロールイベント発生の検知ができます。簡単ですね。

  • タイマー
  • タイマートリガー

  • ページビュー
  • ページビュートリガー

  • 視認性
  • 視認性トリガー

視認性とかってヤバくないですか。たぶん、AdSenseなどディスプレイでいろいろ使えそうですよね。

変数一覧(デフォルト)

ページ

  • Page URL
  • Page Hostname
  • Page Path

ページとコンテンツ

  • Canonical URL
  • Canonical Host
  • Canonical Path
  • Document Referrer
  • Document Title

デバイスとブラウザ

  • Screen Width
  • Screen Height
  • Scroll Left
  • Scroll Top
  • Scroll Width
  • Scroll Height
  • Browser Language
  • Client Timezone

パフォーマンス

  • Page Load Time
  • Page Download Time

インタラクション

  • Total Engaged Time

その他

  • Page Client ID
  • Page View ID
  • Client Timestamp
  • AMP Event

ユーティリティ

  • Environment Name
  • Container ID
  • Container Version
  • Random Number

変数一覧(カスタム)

ナビゲーション

  • URL

ページ変数

  • AMP 変数

ユーティリティ

  • ルックアップ テーブル
  • 環境名
  • 定数
  • 乱数

コンテナデータ

  • コンテナ ID
  • コンテナのバージョン番号

Page Client IDとか Page View ID や Client Timestamp に興味わきますね。Googleキャッシュで動くだけに、なんか通常サイトとはいろいろと違うものが取れそうですね。これは楽しみ。

あと、2017年に実装されたGoogleアナリティクス設定変数は、AMP版のほうにはありません。

AMP版GAでスクロールを計測してみた

では実際に計測してましょう。

ちょうどAMPでインデックスされている検証サイトがありましたので、晒しますね。

結論としては、すげええええええ簡単です。スクロール計測のいろいろなコードを書いていたのが、過去の話になるレベル。

実際のAMPページ

こんな感じでスマホで見れます。
amp

PageFrog だともっといろいろなデザインカスタマイズができるっぽい。とりあえず、オートマティック社のAMPプラグイン使いました。
>>Facebook Instant Articles & Google AMP Pages by PageFrog — WordPress Plugins

AMP用GTMタグの設定

実際の仕込みはたったコレだけ。これでスクロールが50%超えたら発火します。
AMP版GAでスクロール計測

GAにイベント設定

AMP版GAタグでも、イベントが使えます。あとカスタムディメンションとカスタム指標も設定できますので、入れてみました。
GTMへ仕込む

AMPページのGoogleアナリティクス

最初、GAのイベントラベルはAMPページであることがわかるようURLにしてました。上記は、document.title になっていますが、実際の運用にはタイトルのほうがわかりやすいかなということでそうしておきました。
AMPのスクロールは超楽

さくっと、半分以上スクロールしたページがわかりますね。超カンタンです。

サイトのAMP対応も大変かとは思いますが、GTMに限っていえばJavaScript関連が使えないとはいえ、いろいろと工夫の余地はありそうに感じました。

みなさんも、AMPについていろいろと調べましたらぜひ共有してください。

お疲れ様です!

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トップコントリビューター山田さんのAMP版Googleアナリティクスの実践。
>>AMP版Google Analyticsの簡易トライアル | SEM Technology

AMP版GTMコンテナタグの実装。
>>Googleタグマネージャが⚡AMPに対応 | 海外SEO情報ブログ

AMPプラグイン、ページフロッグについて書かれています。
>>AMP用ページをGoogle Analyticsで計測するには? | SiTest (サイテスト) ブログ

実際に計測すると、/amp がつく事例。
>>AMPページをGoogleアナリティクスで計測する方法 | 今村だけがよくわかるブログ

Client ID がユニークにならないケースがあるとのこと。ひええ。
>>GoogleアナリティクスのAMP対応を利用する際に注意すべきたった一つのこと – datalove’s diary

まとめ

AMP対応が広がりつつある昨今において、GTMをどう使っていくのかというところは、興味がつきません。

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今年はGoogleからMFIについてもいろいろと発表があるでしょうから、忙しくなりそうですね。

AMP版GTM、オススメですよ。

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