フィルタ出力の構成、公式ヘルプは /$A1$B1

 blog.xxx.jp、shop.xxx.jp、sns.xxx.jp、www.xxx.jp・・・など
 サブドメインを複数管理しているところは多いと思います。
 サブドメイン間を1つのプロファイルでトラッキングするには、設定が必要になります。

 サイトのすべてのサブドメインを 1 つのプロファイルでトラッキングする – Analytics ヘルプ
 (公式ヘルプ)

 ドメイン、サブドメインを横断せよ : SEOバーチャルスクールTW
 (表が秀逸。サブドメイン、異ドメイン、サブ&異ドメの3パターンを解説)

 すべてのサブドメインを1つのプロファイルでトラッキングする方法 :: 日々是作譜
 (サブドメイン間をトラッキングするときのコードや、フィルターも解説)

 多くのブログでも、手法が紹介されていますが、おおまかな流れはこう。

 1.トラッキングコードにsetDomainName()を追加。
 基本ドメインを設定します。
 2.フィルターで、重複ファイル名を修正
 そのままだと、index.htmlなど、同一ファイル名がかぶってしまうので。

 具体的には、
 まずトラッキングコードに、setDomainName()メソッドを追加。

 pageTracker._setDomainName(“.xxx.jp”);
 pageTracker._trackPageview();

 pageTracker._trackPageview();の上あたりに追加。
 ※ピリオドも含める。 xxx.jp ではなく、.xxx.jp にする。

 次に、フィルター設定をして、重複URLを対応して完了。

 Analytics設定 > フィルタ マネージャ > フィルタを追加
 カスタムフィルタを選び、値を設定します。

Google Analytics でサブドメイン間をトラッキングするフィルター設定

 フィールド A: ホスト名 、引用Aは (.*)
 フィールド B: リクエスト URI 、引用Bは (.*)
 出力先: リクエスト URI 、構成は /$A1$B1

 リクエストURLは、通常 /index.htmnl などと、ドメイン以下のスラッシュ以降のファイル名
 しか取得しないので、これですと blog.xxx.jp/index.html と www.xxx.jp/index.html が重なってしまうので、
 フィルタを使って、$A1と$B1を結合し、ドメインも含むURLにして重複を防ぐ、というわけです。

 出力フィールドが上書きされますので、元のログを上書きしたくない場合は、
 プロファイルを複製して、そちらにフィルタを適用すると良いでしょう。

 ・・・と書いたところで、重大なことを発見!

 公式サイトでは、構成は /$A1$B1 になってます。
 スラッシュ入りです。

 カグア!では、早速、フィルターを作って、検証してみます。
 結果レポートをお楽しみに。