ロングテールは成功しているか、解析の3ステップ

 Google Analytics とGoogleウェブマスターツールの活用

 Googleウェブマスターツールは、web担当者であれば必ず
 使っているといっても過言ではないサービス。
 Googleにサイトマップ情報を送信して、クロールされやすくする効果があると
 言われています。

 ウェブマスター ツール – ホーム

 つまり、Googleウェブマスターツール(以下GWT)には、サイトの全頁のリストがあるわけで、
 一方、Google Analytics でトラッキングされた「上位のコンテンツ」では、
 アクセスがあったページのみがリストアップされることになり、
 定期的にその差異をチェックして、課題を見つけましょうというアプローチです。

 

STEP1 Googleウェブマスターツールからリストを取得

 1.Googleウェブマスターツールにログイン
 2.ウェブ上のサイト>サイトへのリンク
 (正確にはページリストではないのですが、GWTは性能が良いのでほぼ全頁かと)
 3.(ページ下部にある)「このテーブルをダウンロード」をクリックし、CSVデータを取得。

 

STEP2 Google Analytics から上位のコンテンツを取得

 Google Analytics では、500件以上のリストは表示できません。
 しかし、あるパラメーターを付ければ、500件以上取得可能です。

 1.Google Analytics にログイン
 2.コンテンツ>上位のコンテンツ
 3.URLの末尾に(例えば)「&limit=1000」と入力し[ENTER]

 上位のコンテンツのリミットを取る

 4.エクスポート>CSV形式 ※EXCEL形式では無いほう

 これで、500件以上のリストがダウンロードされているはずです。

 多少の文字化けや余計な文字が入っていますが、
 気にせずそれらのCSVファイルを整形します。

 GWTのほうでは、URLが、http://~で始まる形式になっています。
 EXCELの編集>置き換え 「http://~」を「(無し)」に置き換えなどすると良いでしょう。

 エクセルで置き換え URLを整形する Google Analytics

 

STEP3 GWTとGoogle Analytics をEXCELで比較

 以下のように比較が出来ます。

 Google Analytics とGWTとの比較
 ※クリックすると拡大します。

 こうしてみると、被リンクを貰っているページと、
 実際にアクセスを集めているページとで差異があることがわかります。
 また、EXCELですので、並べ替えや様々な角度からの集計も可能かと。

 新たな課題やサイト改善のヒントが見つかることと思います。