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潮目の変化を感じた1日、アクセス解析サミット参加レポート

公開日: : レポート記事


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いかにしてチームにアクセス解析を浸透させるか。


アクセス解析イニシアチブさんのサミットに参加してきました。すでに全体通してのレポートは小川さんが凄いわかりやすいレポートを書かれていますので(ご本人はメモと書かれてますが、全体がよく伝わってくる良エントリーです)、私は個人的に印象に残った部分を(感想ですね)。


「アクセス解析サミット2011」参加メモ – リアルアクセス解析


アクセス解析を組織に浸透させるには


アクセス解析は必要なものの、それを組織や通常業務にどう組み込んで浸透させるのか、頭の痛い課題かと思います。そのヒントになる、元気の出る事例が多数聴けました。


まず印象深かったのがスバルさんの事例。


1.車を買う前にWebを見る、そんな資料を提示。(まずWebの必要性を説き)
2.サイトやKPIを設計して数値を取る(相関関係があり実際のビジネスに役立つことを説き)
3.PDCAを回しチームで数値を使う、そして議論(実際には試して評価、くらいの速度だったようです)


順を追って解析の必要性を感じられるよう、そして、説得する材料を継続して提示できるよう、粘り強く「行動」されていて、とても励まされます。


その後も、順を追って、必然性を作り、必要性を説き、一歩づつ丁寧に広げている、というプロセスの重要性を説くセッションが多かったことも印象的でした。


また、ベネッセさんのセッションでは、こんな努力もされたそうです。


1.社内勉強会を定期開催
2.アクセス解析ツールのサポート窓口を置く
3.各部署への負担はゼロにする


実際、メンバーが使うときにどうしても温度差やスキル差が生じてしまうもの。広める側がそのあたりをくみ取りそれを具現化できるのか、そういう地道な行動もとても重要なんだ、と再認識しました。


また、ECナビさんやヤフーさんでは、コアメンバーを選定し進めていく、という実践が印象的でした。


1.上司(もしくはトップ)を巻き込むこと。
2.コアメンバーを編成すること。


社長に「3回目に即答で「いいよ」と言われた」とおっしゃっていたECナビさん。トップを巻き込む重要性は、誰しも思いつくとは思いますが、何度も粘り強く交渉し、コアメンバーを選定された行動力はなかなか真似できるものではありません。ところでそういうトップのお墨付きを貰うということでは、ギルトの清水氏が「名前を借りる」という表現をされていましたが、頷いてしまいました。


組織は様々ですが、アクセス解析を浸透させチームを動かすには、それなりに共通する流儀があるのかも。


PDCAよりも高速に回す、個客を見る


アクセス解析=PDCAというスタイルは、広まってきたように思います。しかし、私も実際PDCAを回していますが、それ以上に普段は、高速に実践していることを感じています。数値を見てすぐブログに反映、次の一手を打つ、みたいな。それくらいしないと遅くなる、という危機感を丁度持っていたところでした。


そのためには、各現場が数字やユーザーを見て、「これはやらないとマズイ」と思ってもらうことが大切なわけです。ベネッセさんでは、こう言われていました。


「実際にユーザーテストを見てもらった」


これは、本当に強力です。このユーザーテストは何かのツールではなく、操作している所を見てもらったそうです。


また、ECナビさんでは、リアルタイムに数字が出るツールを使ったことが、メンバーにこういう感覚を持ってもらえ、良かったとおっしゃられていました(ECナビさんのプレゼンは本当にスマートで格好良かったですね)。


「リアルタイムに接客している感覚になる」


たしかに、こういうふうに現場や作業者に実感してもらえば、PDCAよりも遙かに高速に回せそうです。そしてその成果をツールやシステムを使ってシェアすれば、さらに根付かせることも。


ん?実際に見てもらう・・・!?


こ、これは、もしや「美味しんぼメソッド」!!

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・・・とまあ、そんな冗談はさておき、今回のサミットでは、そういった個々のユーザー理解などが出来るツールが紹介されていたことも、興味深かったです。


1.アトリビューションなど間接効果を追う(あらゆる行動履歴を格納)
2.個客の行動分析する(コンバージョンスイッチの発見)


もちろん、ツールにこだわることなくいろいろと組み合わせたり、実際のアンケートを使ってみたり、と柔軟さも重要なんでしょうけどね。あー、何だかうまくまとまってませんが、とにかく皆さん!参考になる事例が満載でしたよ!、とw。


あとは、小川さんが、当日のTLをまとめて下さってますので、そちらをどうぞ!(汗)。


Togetter – 「「アクセス解析サミット2011」 #a2isummit」


全体カリキュラム

1.サントリーとスバルに聞く ウェブビジネス、チャレンジの極意
サントリーホールディングス(株) 坂井氏
富士重工業(株) 鈴木氏
(株)ビービット 渡辺氏

2.日本初上陸!Coremetricsの実力
トランスコスモス(株) 松田氏

3.ベネッセ現場担当者の取り組み〜組み合わせで見えてくるサイト改善の糸口
(株)ユーザーローカル 渡邉氏
(株)ベネッセコーポレーション 川崎氏

4.ECナビ ウェブ最適化の取り組み A/Bテストから会社が動いた
(株)ECナビ 春元氏

5.「個客」視点の行動分析がウェブビジネスを変える!
(株)コンフォートマーケティング 内野氏

6.Webマーケッター瞳が探るウェブビジネス現場の研究
「データドリブンなチームを目指せ」

カルキュア・コンビニエンス・クラブ(株) 村上氏
ヤフー(株) 久保井氏
ギルト・グループ(株) 清水氏


というわけで、登壇された皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!!
オススメですので、参加できなかった方はぜひ次回に!!
 

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Yoshihiko Yoshida
メディア運営業界23年目。Googleアナリティクス公式コミュニティ・アンサリスト最高ランク「レジェンド」国内初獲得。「マツコの知らない世界」Googleマップ案内人TV出演。Googleストリートビュー認定フォトグラファー。教育システム情報学会会員。元立教大学非常勤講師。主な著書「Googleアナリティクス基礎講座」(技術評論社)。趣味はデジカメとゲームとパン作り。>>もっと読む

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