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YouTubeで2回プレゼント企画をした具体的方法と失敗と事例データ

公開日: : 最終更新日:2018/12/12 動画 , , ,


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プレゼント企画の方法
YouTubeで2回ほどプレゼント企画を行いました。そのとき行いました具体的な手順と、得られた実際の数字データ、失敗した事例や感想などを共有します。

こんにちは、ユーチューバー公式ランク・オパールのカグア!(@kagua_biz)です。

本記事では、YouTubeチャンネルでお馴染みのプレゼント企画の裏側についての話をします。ユーチューバーさんやプレゼント企画を考えてるウェブ担当者さんの参考になれば幸いです。

>>人気の「YouTuber」最新一覧はこちら。
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YouTubeでのプレゼント企画のやり方

プレゼント企画の法律など基礎知識

景表法など法律を一通りチェックする

YouTubeであっても基本的には、一般のプレゼント企画と同じやり方で大丈夫です。懸賞に該当しますので、以下のドキュメントは一読しておきましょう。
>>景品に関するQ&A|消費者庁

A gift from Koh Kong Governor to the U.S. Ambassador during his visit to her province
Photo:license by unyarat

プレゼント企画を行う目的はコミュニケーション

プレゼント企画の目的ですが、チャンネル登録者数を増やす、Twitterフォロワー数を増やす、といったケースが多いようです。

ただ規約上、プレゼント企画自体は明確に禁止されていませんが、チャンネル登録(見返り)を必須とするのは実はグレイです。コミュニティの活性化になるケースが黙認されている、くらいに思ったほうがいいと思います。
>>プレゼント企画について – Google プロダクト フォーラム

SMILE summer
Photo:license by oregonstateuniversity

あと実際問題、登録者やフォロワーの確認を、私はどうやって確認する方法がわかりませんので、目先のことは追わないことにしています。

単純に応募フォームから応募が簡単で良いです。ただ、個人情報を預かる以上は、個人情報取扱事業者としての自覚をもって運営します。
>>YouTuberのプレゼント企画と個人情報保護法について – 弁護士ドットコム

フォームなど応募の受付方法の検討

かつてはコメント欄で応募表明やチャンネル登録が多かった

ユーザー側の応募方法ですが、以前はコメント欄での応募表明とチャンネル登録というのが鉄板だったようです。多くのユーチューバーさんたちがかつてやられていました。

  • チャンネル登録を条件にコメント欄で応募表明
  • TwitterのフォローまたはRT、もしくは上記と両方
  • 専用フォーム、もしくは上記と両方

しかし、そのコメント欄での表明という方法では当選通知をメッセージ機能で行うのですが、残念ながらメッセージ機能は廃止になりました。

2018 年 7 月 9 日をもって、クリエイター ツールを使ってのプライベート メッセージの送受信や確認はできなくなりました。
>>メールの送受信 – YouTube ヘルプ

またTwitterでのRTやフォローでの応募も、なりすましなどができてしまうため、運用はなかなか難しいと思います。チャンネル登録を要求しますと、利用規約に抵触する可能性もありリスクでもあります。

ちなみに、コメ欄で表明、というのはコメント数が多いとYouTube内での露出が増えることが多かったからと想像します。

HIKAKINさんも採用する応募フォーム方式がおすすめ

HIKAKINさんも採用されています、応募フォームによるフォーム、というシンプルな方法にしました。

※上記動画では通知ONをお願いしているのですが、それには翌日の募金動画視聴への伏線があったようで、すごいですね。
>>YouTuberヒカキンさん「プレゼント企画やるよ!応募するには通知をONにして!」→翌日の動画を見て彼の意図を察した視聴者から絶賛の声 – Togetter

セキュリティには細心の注意を払う

応募フォーム方式はなりすまし対策にもなるのですが、いっぽうで個人情報を扱うことになります。ですから、細心の注意を払って運用しなくてはなりません。

owen, sad
Photo:license by 15029927@N05

セキュリティ的に安心なものを使いたいと思い、今回はHIKAKINさんも使ってたGoogleフォームを使いました。ただ、GoogleフォームはIEが対応していない(どうも送信最後に出るキャプチャが対応してないっぽいのですよね・・・)というデメリットもあるのですが、それは今回は考えないことにしました。

※実際に応募できないとコメントがありましたが、わたしはスマホでの応募をお願いしました。

プレゼント企画の具体的作業と雛形

応募と抽選と当選発表動画の準備

動画作成の前にプレゼント発注とフォーム作成

プレゼント応募は動画で行います。予め賞品を発注しておきます。

今回作りました応募フォームはこちらです。動画の概要欄にリンクを載せておきます。Googleフォームは本当に便利ですね。
>>カグア!チャンネル登録者数1000人突破記念!プレゼント企画(応募締切2018年9月4日23:59まで)

応募締め切りは私は短くしています。当日含め3日間です。そうしますと、翌週の動画で当選発表ができ、こちらも作業をペンディングしなくて済むので気持ちが楽です。

応募締切後、抽選と当選発表動画をアップ

プレゼントの抽選発表はそれ自体を動画にします。プレゼント応募時に、ニックネームも必須にし抽選のとき公開される、と予め明示しておきます。

とにかくプレゼント企画はプロセスをクリアにする、シンプルにする、が鉄則です。少しでも不明瞭な点がありますと炎上しかねません。ただでさえ、プレゼント企画というのは、ハズれる人のほうが圧倒的に多いのですから。遺恨の余地を作ることは極力避けるべきです。

賞品発送の具体的手順

軽いものはクリックポスト発送がおすすめ

クリックポストは信書(手紙)は入れられませんが、200円せずに厚さ3cm未満でほぼA4サイズが送れる手軽な方法です。
>>クリックポスト – 日本郵便

Yahoo!ウォレットとの連携が必須なのですが、気に入っている点があります。クリックポスト申込みを画面上で行い、決済が完了しバーコードを印字して貼り付ければ、そのまま投函できる手軽さです。
クリックポスト

CSVアップロードも対応していますので、大量なデータにも対応できるのが便利です。

ファン向けグッズとしてアクリルスタンド

アクリルスタンドはクリックポストで手軽に送れるプレゼントとして便利です。わたしはこちらのサービスを使ってアイコン画像をグッズにしています。
>>アクリルグッズの達人

PNGデータを送って画像データにしてもらい、PDFで確認をしたらすぐに制作にとりかかってくれます。日数も早くできるオプションもあるのでとても便利です。
すみれのアクリルグッズ

ただ、今回こちらのグッズは残りました(泣)。完売(応募される)するまでがんばるぞ。

賞品発送は近所のクロネコヤマトで送付

プレゼントはプチプチで包んで近所のヤマト運輸で発送しました。プレゼントに同封する一筆箋を印刷し同封します。
予め付箋

当選発表連絡メールの雛形

賞品を前述のように発送しましたら、追跡番号を当選者様にメールします。私が使っていますメールの雛形を共有します。

xxxxxx 様

ご当選おめでとうございます!
カグア!チャンネル運営の吉田といいます。

この度は、カグア!チャンネル登録者数xxxxx人突破記念プレゼントに、ご応募頂き誠にありがとうございました。

厳正なる抽選の結果、あなた様が当選されましたのでお知らせ申し上げますとともに、以下のとおり発送しましたことをご連絡申し上げます。

賞品名:xxxxxxxxxxx

賞品お問い合わせ発送番号:xxxxxxxxxxxx

お問い合わせURL
ヤマト運輸
https://toi.kuronekoyamato.co.jp/cgi-bin/tneko
クリックポスト
https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/input

※災害、台風などの影響で、配達が遅れる可能性がございます。ご了承下さい。

これからも、カグア!YouTubeチャンネルをどうぞよろしくお願いします。

カグア! @kagua_biz

もう少し、宣伝も入れてもいいような気はしますが、まあ数も多くありませんの欲を出さなくてもいいでしょう。

とまあ、こんな感じで、進めていきます。合計13名のプレゼントですが、それでも当選のプロセスに問題がないか、送り間違いがないかなど気を使います。

ですので、多くとも5名くらいまでにしておくのがいいかと思います。

プレゼント企画の事例データと失敗

応募者数などの事例データ

これまで、チャンネル登録者数500人突破、1000人突破と、2回プレゼント企画を行いました。

  • 500人記念プレゼント 再生回数122 応募数13件(うちオリジナルグッズ2件) 予算 約23000円 CPA 1770円
  • 1000人記念プレゼント 再生回数184 応募数31件(うちオリジナルグッズ2件) 予算 約25000円 CPA 806円
  • CPA 55%ダウン

プレゼント企画なので応募をコンバージョンとするか微妙なところですが、応募数だけみればCPAは下がりました。

ただ、カグアチャンネル特製グッズへの応募はともに2件でしたので、ファン醸成をKPIとするならば、CPAは上がったとも言えます。

企画を盛り上げることに失敗

さて、今回の失敗なのですが、応募数の見積もりを見誤った、というのが反省点です。じつはプレゼントを少しでも盛り上げようと、当初は「応募者全員にプレゼント!」としたかったのです。しかし、公開が近づくにつれビビッてしまい、ありきたりの内容になってしまったのです。

わたしのYouTubeチャンネルの誘導経路はブラウジング機能がメインでした。次いでYouTube検索(以下は2018年9月5日時点での直近28日間)。
トラフィックソース

チャンネル登録者さんが通知などで来てくれるファンというよりは、ライト視聴者さんがメインでした。

ブラウジング機能というのは、視聴者さんの興味関心のあるテーマでトップページなどにレコメンドされる動画です。おそらく直近に見た動画チャンネルで、最新投稿があればトップページなどにそれらが表示されるという導線です。

ですが、今回のプレゼントはさすがに興味関心にひっかかることはないでしょうから、インプレッションはわずかとなりました。
インプレッション

この動画の前の、人気テーマの動画はこんな感じです。インプレッションが半分以下です。ましてYouTube検索で見つけられるということもないでしょう。
インプレッションと総再生時間の関係

ですから、どんなに多く見積もってもビューは200くらいだったはずなのです。ですから全員が応募しても200くらいだったはずです。で、実際の応募は13件でした。なのでだいたい、インプの100分の1

全員応募したらどうなってしまうのか・・・とビビってしまい、「もれなくプレゼント」というインパクトのある企画を打ち出し、盛り上げることができませんでした。

もちろん、「もれなくプレゼント」がそもそも盛り上がるのか、という前提はあるのですが、見積もりを見誤ったということは明らかにミスと言えるでしょう。

二重応募のチェックミス

抽選を行った後、当選者の二重応募が発覚しました。

こちらのチェックもれと、告知の徹底、という点で明らかにミスです。しかも、それが常連さんだったのが辛い。また、応募総数が少なくしかも公開されたニックネームだったので、御本人が身バレするリスクもあり、対応に悩みました。

ただ、常連さんとはいえ確率は公平にすべきとの判断から、次点のかたを繰り上げ当選としました。ただその対応は、公開はしませんでした。

応募要項を作るときに、「不正が発覚したさいは、次点のかたが繰り上げ当選となります」という下りを入れておけば良いと反省しました。

プレゼント企画は、感謝の意味を込めて行うもの。ですが、いっぽうで長い間応援してくださっている常連の方には、辛いものなのですよね。

このあたりのバランスが難しく、超有名YouTuberさん達はほんと凄いと思います。

バズってもインプには影響なし

ちなみに、今回のプレゼント企画ではどうだったでしょうか。直近で、視聴回数9.4万件というバズ動画があったのですが、インプレッション自体は前回とほとんど変わりませんでした。
直近にバズってもこれくらい

それでも応募数は31件で、2.4倍です。CTRも前回よりは良かったことも起因しているとは思いますが、ありがたいことです。企画した甲斐もあったというものです。

ですので、ブラウジング機能がメイン経路である場合、今後もこれくらいのトラフィックを想定しておけば良い、とも言えます。

まあ「もれなくプレゼント」とサムネで表示していたら、視聴回数がどれくらい増えたのか興味深いところではあります。

プレゼント企画をしてみた感想と気付き

YouTubeで視聴者やファンとのコミュニケーションのツールとして、楽しく便利なプレゼント企画。

チャンネル登録者数が増えていく節目にもなりますので、本当におすすめです。チャンネル登録など欲を出さず、チャンネルを盛り上げるための経費とピュアに企画するのが良いと思います。

プレゼント応募にばらつきがある

第1回は、ゲーミングヘッドセット、iOS版/Android ゲームコントローラー、アクリルキーホルダー、第2回は、ゲーミングヘッドセット、マイク付きイヤホン、密閉型ヘッドホン、アクリルキーホルダー。

第1回ではなんと、Androidゲームコントローラーは応募ゼロでした。ヘッドセットが人気であるとわかり、第2回ではそれらを充実させたところ、見事にそれらの高額なほうへ応募が集まりました。
当選者

プレゼントのKPIはファングッズ応募数

いっぽうで、私のような弱小ユーチューバーでも、特製アクリルスタンドには応募がありました。もちろん、当選数も多かったため当選を優先させた応募とも言えます。

しかし最近のYouTubeではチャンネル登録者数が多くとも、投稿直後の再生数がそれほど多くない動画も目にします。やはりYouTubeチャンネルはコミュニティなのだと思います。
すみれ

そこに気づきますと、第2回目にファングッズへの応募が少なかったことも理解ができます。

第2回目を行ったときに増えたチャンネル登録者は、これまで半年以上続けてきましたギアクラブアンリミテッドというゲームとは異なるゲーム動画視聴でのユーザーが多かったのです。ですから、よくわからないグッズよりも、高額な賞品への応募に寄ったと考えられます。

そう考えますと、YouTubeでのプレゼント企画において、ファングッズへの応募は熱心なファンを獲得できている証とも捉えられ、良い指標になると直感しました。

おすすめのKPI だと思います。

コメントの距離が近いYouTube

プレゼント企画を行うと、当たった!はずれた!という声がコメント欄に投稿されます。コミュニティが盛り上がることに貢献できたことがわかるととても嬉しくなります。

また、昔からの常連さんが外れたことを知ると、胸が痛くなります。ただこればかりは運ですので、仕方ありません。ただ、何か良い方法は無いかなとは思います。

いずれにしましても、こうしたナマの声が集まりやすい媒体は、YouTubeの特徴なのかなと思います。ブログが出回り始めた2000年前半頃に言われていた「情報は発信するところに集まる」を思い出しました。私の恥ずかしいフォートナイトプレイ動画でも、コメントで温かいアドバイスをくださるかたがたくさんいて驚きを隠せません。

恥ずかしがらず自分をさらけ出して、コミュニティで盛り上がるためのネタを投下することも、ユーチューバーとしては大事なことなのかなとも感じます。

2回ほどプレゼント企画を行い、オペレーションもだいぶ慣れてきましたので、また次回も楽しみながらやりたいと思います。今度は常連さんに当たってほしいな。常連さん率とかも把握しておくと賞品用意に役立つのですかね。

プレゼント企画、YouTubeチャンネル運営をされているかた、すべてにおすすめです。

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関連情報リンク

応募フォームで個人情報入力は敷居が高いですが、なりすまし対策にはなるかと。
>>当選者なりすまし詐欺に遭いました スイッチのプレゼント企画にて – YouTube

Twitterでも結構みますよね。ネット利用はほんとリテラシーが必要。
>>YouTuberのプレゼント詐欺について思うこと – YouTube

ほんと気をつけよう。信用が一番大事。
>>Twitterでプレゼント企画をしているユーザーがいますが、詐欺もあると聞いたの… – Yahoo!知恵袋

プレゼントでもなんでもイベントで重要なのは透明性。いつログとして晒されても良いように。
>>YouTubeでプレゼント企画の正しいやり方。住所は教える必要なし! – イナカマカー。

たしかYouTubeのどこかのページでも、プレゼント企画はコミュニティを盛り上げるツールとして勧められていたような。
>>YouTubeのプレゼント企画は規約違反に該当するかも | YouTuberネタコレ

ユーチューバーを目指すなら一度は読みたい。
>>YouTubeクリエイター アカデミー

プレゼント詐欺はダメ。
>>なんJ民がYouTuberのプレゼント詐欺疑惑を消費者庁に通報し調査を要請 : YouTube速報

気軽に応募できるものはオープン懸賞。
>>インターネットでよく見かけるプレゼント企画周りの法律あれこれ*ホームページを作る人のネタ帳

まとめ

プレゼント企画は、Twitterのフォロワー数やチャンネル登録者数を増やすために発明されたツールですが、YouTubeの仕様変更によって、それらの期待は難しくなってきました。

また、いつ利用規約が変わるかもれないリスクもあります。欲を出さず場を盛り上げることに徹しますと伝わるものだと思います。おすすめです。

しかしあとは、GoogleフォームのIE対応だけはなんとかしてほしいですね。まさかIEに対応していないとは・・・。

「プレゼント企画」

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Yoshihiko Yoshida
メディア運営業界23年目。Googleアナリティクス公式コミュニティ・アンサリスト最高ランク「レジェンド」国内初獲得。「マツコの知らない世界」Googleマップ案内人TV出演。Googleストリートビュー認定フォトグラファー。教育システム情報学会会員。元立教大学非常勤講師。主な著書「Googleアナリティクス基礎講座」(技術評論社)。趣味はデジカメとゲームとパン作り。>>もっと読む

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