<混雑と感想>モネ展と「始皇帝と大兵馬俑」展に行ってきた

11月23日の祝日(天候小雨)に、国立新美術館のモネ展と、東京国立博物館の特別展「始皇帝と大兵馬俑(へいばよう)」に家族で行ってきました。どちらも上野恩賜公園のかいわいにあり、午前中で2つ回れました。

こんにちは、カグア!です。「世界ふしぎ発見」的なロマンっていくつになってもいいですよね。我が家もみんな大好きです。

週末に小学校高学年の子連れで車で行ってきました。どちらも歴史のロマンと荘厳さ、そして学びのあるとても良い展示でしたよ。アクセスや混雑、見どころなどを紹介します。館内撮影禁止ですので、今回は写真少なめですがご参考になれば幸いです。

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モネ展に行こう!アクセスやランチ、混雑など

モネ展

東京都美術館・企画展示室
マルモッタン・モネ美術館所蔵「モネ展」
2015年9月19日~12月13日
料金(入場料) 大人1600円
>>モネ展|東京都美術館

特別展「始皇帝と大兵馬俑」

東京国立博物館・平成館
2015年10月27日~2月21日
料金(入場料) 大人1600円
>>東京国立博物館 – 特別展「始皇帝と大兵馬俑」

モネ展は、残念ながら1872年に描かれた「印象、日の出」は、10月18日までで終わっていました。今は、「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」や「睡蓮」などが見られます。

どちらも、中学生以下は無料です。ですから、小学校低学年と高学年のうちの子どもたちは無料でした。

モネ展の混雑・入場制限もあった

モネ展の混雑

開場が9時半からでしたので、朝9時に行ったのですが、混雑状況としては、すでに行列がかなり出来ていました。いろいろな地方の言葉が飛び交っており、人気の高さを感じました。やっぱり上野はアクセスがしやすいですよね。

わたしたちは幸い、この行列の流れで入れましたが、10時半に出てきたときには、すでに受付で入場制限がされていました。行列の先頭でモギリがストップしていました。早起きして良かったです。

またその頃には、ロッカーも埋まっていて、困っている人もいました。遠方から来て荷物が多い人たちは大変そうでした。

なお、特別サイトでも混雑状況が表示されますので、チェックすると良いでしょう。
>>モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで|日本テレビ

「始皇帝と大兵馬俑」展の混雑

こちらは事前チケット購入もしないで行ったのですが、券売機、入場とまったく問題なく入れました。

ただ、中の人は多かったです。とはいえ、撮影コーナーが行列になる、ということはなかったので良かったです。

車でのアクセスや駐車場

公営駐車場

前に科学館に来た時は、タイムズに駐車したのですが、今日は上野恩賜公園第一駐車場に停められましたのでラッキーでした。朝8時50分に到着くらいでした。

駅前は一方通行で、先にタイムズの入り口がきます。前に来た時は、もう公営駐車場が埋まっていましたので、タイムズに停めました。それでもタイムズもほぼ満車でした。公営駐車場は12時に帰るときは満車でしたので、午後から来られる方は、先に[P]マークが来るタイムズに止めたほうが迂回せずに済むかなと思います。

チケットは事前購入がおすすめ

モネ展の事前チケット購入は、日テレ特別サイトから買えます。

>>スペシャル|モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで|日本テレビ

入場時、チケット売り場も相当ならびますので、事前の購入をオススメします。ただし、事前購入していても、入場時には年齢確認が必要なものの提示を求められますので、ご注意ください。

お昼やランチは混雑もしくは高額

東京国立博物館

お昼は、いくつかカフェがあります。

>>フロアマップ|東京都美術館
>>東京国立博物館 – 来館案内 レストラン・カフェ

どちらも由緒あるレストランで、ゆりの木膳(¥2260)など、いわゆる高級ホテルの価格なみです。唯一、東京国立博物館の敷地のはじっこにある黒田記念館別館・上島珈琲店/黒田記念館店が、サンドイッチが520円など、一般的なランチの値段です。

ですので、天気が良ければお昼は持ち込みで、公園やベンチで食べるのが良いと思います。また、上野駅前も公園と反対側など、少し歩かないとランチを食べる場所はありません。

また、上野駅界隈で、駐車スペースがあるファミレスなども、見当たりませんでした(私が探せなかっただけかもしれませんが)。お昼探しは持ち込み以外ですと、車の場合、ちょっと苦労しそうです。

モネ展の見どころと感想

年代ごとの3つのフロアで構成

モネ展田辺誠一

3つのフロアがあり、順路にしたがって年代ごとの作品が見られるよう配置されています。

最初のフロアは初期の頃の作品です。個人的に興味深かったのは、18歳くらいのときに描いていた鉛筆画。ノートなどに描かれていたもののようですが、もちろん上図なのですが、なんともコミカル。これがモネなのかと驚きます。

顔が大きく足が小さい、いわゆる3頭身のキャラなんです。よく海外の風刺画あるようなアレです。子どもたちも驚いていました。

2つ目のフロアは有名な作品が並びます。有名な「印象、日の出」は残念ながら見られませんでしたが、それでも名画を本物で見られることにはとても興奮しました。ただ、混雑もしていましたので、オペラグラスなど持っていけば良かったかなとも思いました。

3番目のフロアは晩年の頃のモネです。ここがとくに驚かされました。わたしはほとんどモネについて知らなかったので、ここまで荒々しい、重々しいタッチの作品が並び、圧倒されました。病気を患い、家族にも先立たれ、生きる意義を描くことに見出す苦悩のようなものを感じました。それくらい、タッチや配色が違います。

このフロアに「印象、日の出」をイメージさせる淡い色合いはほとんどありません。作品を見たあと、部屋の中央に立ち、全体を見渡すと、これがモネなのかと目を疑うほどです。それでも、今45歳になり親の介護なども身近になってくるものとしては、ぐっと来るものがありました。

配色が変わるのは、どうやら晩年に目の病気を患い、色覚に支障をきたしたからではないかという説があるそうです。たしかに、実際のメガネが展示してあったのですが、補正のためか黄色がかっていました。うちの父も緑内障と白内障を患ったことがあり、人ごとには思えませんでした。

小学生の娘が「右利きだったんだね」

小学生の下のこどもも実物には興味をしめしていました。

パレットを見て、こうやって持つんだよね、ほら親指のところだけ絵の具がないよね、と感心していました。そして、その向きから右利きなんだよね、と指摘していました。

小学校低学年の子供も、歴史上の人物が、自分たちにも身近なアイテムを使っているとわかると、とても親しみが湧くのだと思いました。こういった示唆を与えてくれる展示を企画してくださった関係者の方々には、ほんと感謝ですね。

モネ展公式キャラクターは田辺誠一さん

LINEスタンプでも話題の俳優、田辺誠一さんがモネ展の公式キャラクターを描いているそうです。

館内であっても、ここは撮影スポットとして許可されています。スマホに撮れるのは嬉しいですね。

「始皇帝と大兵馬俑」展の見どころと感想

兵馬俑で撮影

兵馬俑と当時の貴重な出土品が展示

2つのフロアで構成されています。一般的な出土品や復刻兵馬俑などは、第1エリアに。

そして、見どころである兵馬俑は第2エリアに展示されています。第2エリアは大兵馬俑の現地さながらに、広々とした空間で構成されています。

それでも実際に降りてみて、間近で見られることができます。ほんとうに一体一体表情やしぐさが違うので驚きます。

出土品も、まさかこれが何千年も前のものなのか、というくらい綺麗な光沢の刀や、巧妙な細工の施された壺や器の数々。驚かずにはいられません。

なんと!兵馬俑と記念撮影ができる

第2フロアの最後には、なんと兵馬俑と一緒に撮影できるスポットが用意されています。

撮影スポットは複数の人が同時に撮影できるほどの広さに配慮されていて、行列ができないようになっていて、とても好感が持てました。

我が家も写真を納め、まるで「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターのような気持ちになれます。

敷地内の建造物も見応えあります

上野

上野公園のかいわいの歴史的建造物は、どれも素敵ですよね。どうやら、国立西洋美術館は世界遺産への登録を目指すほどだとか。

>>「世界遺産へ推薦決定!国立西洋美術館」資料集

陽気の良い日には散歩をするのも、ほんと良いかとおもいます。

まとめ

モネは印象派を代表する画家です。そのリアルな作品を生で見られる貴重な機会でした。

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モネが晩年、目の病気を患ったことなどは知りませんでした。モネの苦労がわかるとキャンバスを見る目が変わること間違いなしです。画家の人生に触れた気がして、とても良かったです。しかし、画伯はもういろいろなものを描いてますね。びっくりです。

また、「始皇帝と大兵馬俑」展は、紀元前にこれほどの彫刻と文明があったことに驚きます。そして、その迫力ある兵馬俑に息吹を感じました。また、兵馬俑と記念写真を取れるのも素敵なはからいでした。

どちらも貴重な機会だと思いますのでおすすめです。小学生の子どもたちも結構飽きずに見ていましたよ。

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モネの生涯に触れた。