SEOもソーシャルも無視したタイトル記事のCVRがサイト平均の1.3倍

閲覧開始率

SEOを意識した記事ばっかりだとつまらない。

閲覧開始率という指標

TOP画像のように、閲覧開始率が低いページがあります。流入には寄与しないけれど、2ページ目に見られることが多いといったページです。これは、平均PV向上に貢献するコンテンツといえます。

そのページは「そもそも集客という考え方がおかしい」というタイトルで、SEOをまったく無視した表題ですねw。しかも、バズる要素も一切ありません。

流入キーワードに相関はない

キーワード

実際その記事が見られた、訪問キーワードが上図です。面白いほどに相関ないですねw。ただ何故PVがあるかというと、最新記事でレコメンされて、そのさい、短く平易な言葉だったため、可読性が高かっただけかと。

これは、オーガニックからの流入やソーシャルでの拡散を目指すのであれば、あり得ないタイトル決めです。

タイトル文字数の定番とは

タイトル文字数でよく言われることはこんな感じです。

はてなブックマークで表示されるタイトルが35文字前後なので、それに気をつけよ。でも、この記事はその約半分。あとはTwitter対策のためにURL含めて160文字以内にしないといけない、など。

ちなみに、ヤフーニュースは13文字です。ただそれよりはちょっと多めですね。まあ、ひらがなが多めなので可読性は高いとは思います。

SEOを狙うならば、キーワードサジェストなどで調べ検索ボリュームのある単語を含ませる、拡散を狙うならば刺激的なセンテンスを選ぶべきですが、そのどちらでもありません。しかし、それなりに閲覧されました。

さらにCVRが高い

セカンダリディメンションで内訳を見る

そしてなんとCVRも、サイト平均が2.03%なのに対して、37%増しの2.78%という高成績。

これは内容にもよるものだとは思いますが、それでもSEOでは集客が難しい内容だとは思います(SEOは具体的なアンサーを提示できますが、こういった抽象的な考え方の記事などではおそらく集客はしづらいかと)。ただ、抽象的でいわゆる「考え方」に関する内容で、それに共感してくださると、結果としてCVしやすいゴールだったのかなあ、というくらいです。

大切なのはメディアとしての信用

こういう、タイトルも短くソーシャル向けでない、キーワードを含んでおらずSEOにも強くない、そのような記事は、一般的には大手ブランドや著名ブロガーでないとあまり狙わないものです。

しかし、効果が期待しづらいからといってやらなくていいかというと、それは否だと思います、それが今回の結果だと思うのですねよ。

なぜ、あなたはブログを書いているのですか?
オウンドメディアを運営しているのですか?

その問いかけをし続けることが信用につながり、信用がCVにつながると信じています。狙って書いた記事ではありませんでしたが、結果、書いて良かったと思いました。

やみくもにバズる記事を書いてほしいといったオーダーばかりしていませんか?


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