Googleアナリティクスに性別や年代が分かるオーディエンス機能が実装

セグメント機能がすげええええ

ユニバーサルアナリティクスにも対応。早速セグメントも作ってみました。

Googleアナリティクスに新機能、オーディエンス

ユニファイドセグメントを使った

Googleアナリティクスでは、今までユーザー情報として、地域やデバイスなどが統計的にわかりました。

今回新たに、性別と年代、興味のある分野が加わりました。運営者はよりユーザーの属性に合わせたコンテンツの提供が期待できるわけです。

コンテンツSEOの流れにあった、嬉しい新機能と言えますね。

そして、さらにセグメントでも使えるようになっています。

うちのサイトでは男性が多いので、早速上図のようなセグメントを作ってみました。実際、年代ごとに人気ページが違ってましたね。あと、全世代に渡って人気のコンテンツは、全ページに露出させる自社広告枠としても使えるかも。
 

Googleアナリティクスのオーディエンス機能を使う方法

>>アナリティクス トラッキング コードを更新してディスプレイ広告に対応する – アナリティクス ヘルプ

こちらを参考に、ダブルクリックのJSを設定する必要があります。

これは、AdWordsのディスプレイ広告で使われているデモグラフィックというユーザー属性の機能を利用するため、と思われます。
 

オーディエンスのセグメントに期待できる効果

Googleアナリティクスの新機能は使えそう

まず定番としては、性別ごとの、年代別のランキング。

楽天ランキングでもおなじみですね。自分と共感できるランキングが、より簡単に作れそうです。

>>40代女性・食品ランキング<楽天>

また、LPを作った際に、ちゃんとターゲットの属性に刺さってるか、直帰率や離脱は高くないか。役立てられそうです。

あとは、ちょっと高度なところだと、男女別メルマガを発行。そのメルマガに、男女別ランキングのデータをAPIで取得して、自動的に配信させる、など。リテンション対策に使えそうですね。
 

トラッキングコードを修正しよう

ユニバーサルアナリティクス用

ユニバーサル アナリティクスの場合は、既存のトラッキング コードに、以下の太字部分を、’create’ と ‘send’ の間に追加挿入します。

(function(i,s,o,g,r,a,m){i[‘GoogleAnalyticsObject’]=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,’script’,’//www.google-analytics.com/analytics.js’,’ga’);
ga(‘create’, ‘UA-XXXXXX-XX’, ‘example.com’);
ga(‘require’, ‘displayfeatures’);
ga(‘send’, ‘pageview’);

Googleアナリティクス用(非同期コード)

現行のGoogleアナリティクスのトラッキングコードでオーディエンス機能に対応させるには、以下の太字部分を、上から下のように、書き換えて下さい。

<修正前>
var _gaq = _gaq || [];
_gaq.push([‘_setAccount’, ‘UA-xxxxx-y’]);
_gaq.push([‘_trackPageview’]);
(function() {
var ga = document.createElement(‘script’); ga.type = ‘text/javascript’; ga.async = true;
ga.src = (‘https:’ == document.location.protocol ? ‘https://ssl’ : ‘http://www’) + ‘.google-analytics.com/ga.js’;
var s = document.getElementsByTagName(‘script’)[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
})();

以下のように差し替えます。

<修正後>
var _gaq = _gaq || [];
_gaq.push([‘_setAccount’, ‘UA-xxxxx-y’]);
_gaq.push([‘_trackPageview’]);
(function() {
var ga = document.createElement(‘script’); ga.type = ‘text/javascript’; ga.async = true;
ga.src = (‘https:’ == document.location.protocol ? ‘https://’ : ‘http://’) + ‘stats.g.doubleclick.net/dc.js’;
var s = document.getElementsByTagName(‘script’)[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s);
})();

何を根拠にした属性データなのか

オーディエンスのデータはGoogle調べ

とはいえ、前述の施策は、その属性データが合っていることが前提です。女性向けメルマガに男性向けランキングを送ってしまった日には目も当てられません。

そんなデータの根拠は前述のように、AdWordsのディスプレイ広告に記載がありました。

>>特定の年齢や性別のユーザーを掲載対象にする – AdWords ヘルプ

ユーザーが Google ディスプレイ ネットワークと提携しているウェブサイトにアクセスすると、Google は Cookie によってそのユーザーのブラウザ内に番号を保存し、訪問があったことを記憶します。この番号は、特定のパソコン上のウェブブラウザを識別するものです(ユーザー個人は識別されません)。これによって、ユーザーのブラウザが、アクセス履歴を基に推定される属性カテゴリ(性別や年齢層など)に関連付けられます。
このほか、ソーシャル ネットワーク サイトなどから、ユーザーがサイトで入力した属性情報を収集できる場合もあります。また、Google プロフィール由来の属性情報も利用できます。

Google+とは明言していませんが、Cookieを紐付けてGoogle独自の行動履歴などによって判断、分類されるようです。

ガーデニングが趣味のユーザーがいるとします。さらに、このユーザーがアクセスするディスプレイ ネットワーク上のガーデニングに関するサイトやブログの多くは、調査データから、主に女性ユーザーが閲覧していることがわかっています。このユーザーのブラウザは「女性」に分類されます。
その結果、このユーザーに対しては、掲載対象を女性に設定している広告主様の広告が表示されることとなります。

ふうむ。これは極端な表現かとは思いますが、ある程度の行動データに基づく関連付けと言えそうですね。

あなたは、何にオーディエンスデータを使いますか?

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YouTubeアナリティクスやFacebookページインサイトと付け合わせると、より精度向上するはず。