人間ドック日帰り内視鏡CTエコー大腸がん検査と眼圧付で料金レポ

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埼玉で国保の人間ドックをオプション全部つけて受診してきました。検査画像CD-Rも購入し、埼玉県志木市の補助（助成）が効き合計で22,420円でした。

こんにちは、47歳・男性カグア！です。社会保険ではなく国民健康保険です。

今回、内視鏡、CT、エコー、大腸がん検査、血液検査フルなど、オプション検査ぜんぶチェックした人間ドックを受信してきましたのでレポートします。

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市役所で事前申し込み

10月27日市役所に申し込み

内視鏡はしばらくやっていませんでした。そろそろ診てもらわないとと思い、今年は人間ドックの申込みを決心しました。前述のように今年はとくに多くの病気を患いましたし。ちなみに一度、胃にポリープが見つかり、その場でカメラで切除してもらったことがあります。そのときは良性という診断でした。

申込時にいつ人間ドックを受けたいか決めるのですが、1ヶ月以上先の予約となりました。結構混雑してるのですね。

さて、人間ドックは国民健康保険（国保）でも、自分で受けられます。その際、市役所などから、40歳（多分）をすぎますと、おそらく補助の通知が毎年きているはずです。それを取っておき従うとスムーズです。
＞＞国保人間ドック検査料の助成 – 志木市ホームページ

通知なくした(泣)！

出だしからつまづきました・・・。市役所にいって無理を言って再発行してもらいました。ごめんなさい。

それでも今回は、おそらく血液成分の1つ、血清アミラーゼ値が範囲を超えそうなので、人間ドックの検査項目の選び方というより、オプション全部チェックを入れて、申し込んできました。40代すぎたら、とりあえずまずは全部がおすすめです。

ちなみに、血清アミラーゼ値は、一般的な血液検査では調べてもらえません。社会保険の人でも、オプションがあれば血液検査もフルで申し込むと良いと思います。この値が異常値になると「沈黙の臓器」とも呼ばれる膵臓に異常がある可能性があるからです。元アップルCEOが膵臓がんにかかったことでも有名です。それくらい怖い値です。

健康診断は健康なときに「不健康までのあと残りを知る」機会ですからね。

検査項目の違いはホームページでわかる

たいていの自治体では検査項目の違いについて、説明があります。また、申込時に説明もあるかと思います。
＞＞国保人間ドック検査料の助成 – 志木市ホームページ

たとえば、沈黙の臓器と呼ばれる膵臓。その異常はアミラーゼでわかることがあるのですが、その検査項目は人間ドックでしかありません。特定健診では調べてもらえないのですね。ですから、せっかく検査を行うなら人間ドックがおすすめです。

11月15日問診票と検査キット到着

大腸がん検査キットが到着！2本あるよ

検査の2週間前になって、市役所から事前の書類類が郵送されてきました。大腸がんの検査キットも同梱されていました。

2回便を採集しなければいけませんので、なるべく最新で2回となると・・・、と逆算して採取しました。幸いちゃんと出てくれたので助かりましたが、結構プレッシャーですよね。

人間ドック受診の準備するもの～現金を忘れずに

事前に用意しておく大腸がんの検査キットを準備したり、問診票と同意書の記入を済ませておいたりします。

保険証
ピンク色の受診券（特定健康診断）
人間ドック受診票
問診票（診断票）
診察料（病院で現金払いなので注意）

わたしは今回、オプションも含めすべての検査にチェックしましたので、2万円以上かかりましたが、

すっかり忘れてました

幸い手持ちが財布に入っていたので支払いができましたが、当日現金払いをすっかりわすれていました。上記の準備を忘れないようにしておきましょう。

問診票の項目、年々ハードル上がってないかｗ？

健康診断を受診するとき、毎年ここに書かれていること「全部できたらそりゃ健康だよなあ」って思いつつ、それを実行しないとという気になります、その場では。

でも今年またハードル上がってませんかね。去年通常の健康診断を受けたときは、「週2回以上の30分程度の汗をかく運動」が今回は「1年以上週2回以上の30分程度の汗をかく運動」となっていました。会心してせっかく週2でジムに行っていたのですがさすがにまだ1年もたっていないので、今回もチェックできませんでした。くそー。

というわけで、検査当日になりました。

12月1日日帰り人間ドック所要時間

8:30 病院到着

呼び出し時間よりは早めの到着がおすすめ

病院自体、朝早くから開いていることは知っていましたので、案内の紙には 8:45～9:00 にお越し下さい、とありましたが指定の集合時刻よりも早めに着くように来ました。

ビンゴでした

受付は紙に書いてある時間よりも早く受け付けてくれました。

わたしの前に来たのは1人だけでした、たぶん早い順からだと思ったんですよねえ。早く行って正解でした、後からも不定期に人は来ていましたので。

説明を受けて用紙記入から着替えと尿検査

受付の人の説明を聞き、準備してきた同意書などを渡します。そのあと、さらに受付の簡単な記入用紙を書き、ロッカーの鍵と検査カードと検尿の紙コップを貰います。

着替えを済ませます。これ1枚なので寒いです。マジで寒いです。次は季節の良いときに申し込もうと思いました。靴下までは脱がなくても良いそうです。

問題発覚！尿が出ない！

着替えを終え、さっそく尿を採取しにトイレに向かいます。

してきちゃったよ！

幸い、ぎりぎり25のラインまで出たので良かったです。危なかった・・・。

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8:45 問診と基礎検査

先生から検査内容の確認と問診を受けます

先生から問診を受けます。事前にかつての人間ドックの数値や気になることをリストアップしておき、伝えることもします。

これまでの病気歴
服薬など現状
検査の確認

身長や体重などの基本検査を済ませます

血液検査は少し多めに採血して頂いたような気がします。視力、落ちたなあ・・・。

身長・体重
血圧2回計測
視力検査
採血（試験管4本取ってた）

9:00 心電図

心電図はベッドにあお向けになりお腹をめくります。ぺたぺたと吸盤を取り付け計測開始。数分で終わります。

心電図の計測
メタボ検診

9:10 CTとレントゲン

CTもあの巨大な輪っかから大きな音がしますが、それでも数分で終わります。MRIのように閉鎖感はないです。

CTによる画像診断
胸部のレントゲン

胸部のCTは東芝のCTマシンでした。液晶ディスプレイがあって指示が出たり、機械音声などが流れたりします。
＞＞一般のお客様へ～MRIやCT検査機器

あと、こちらで、お腹周りをメジャーで測ります。メタボ検診ですね。

9:30 眼底・眼圧

眼底検査。緑色の光を左右で見ます。眼圧検査は、右に空気が3回、左に2回吹きかけられて測りました。ただ申込時に、眼圧の検査がチェック漏れだったようで、当日に申請して測って頂けました。眼圧は測りたかったのですよね。

眼底検査
眼圧検査

9:40 エコー

超音波のエコーを当てて内蔵をチェック

ローションを胸から膀胱のあたりまで塗られて、ぬるぬる検査です。女性の先生でしたので、ちょっと照れくさかったです（笑）。

超音波検査
内視鏡（口から）

9:50 内視鏡

寒かった（泣）！

いよいよ内視鏡なのですが、今回受診しました人間ドックはとある総合病院。ただ、一般のかたと同じ待合室なので、内視鏡も普通に外への出口の近くの通路。前述の肌着一枚なので、風邪ひくかと思いました。しかも30分ほど待ちましたし。

10:00 に問診記入
10:15 呼び出し、中で麻酔を飲む
10:30 内視鏡、口から飲むやつ。鼻からのは無い。2回ほどげほげほしました。やっぱり口からのは太いのは辛いです。

ちなみに内視鏡はオリンパスのもので、NBIという、より細かながん細胞がわかるタイプでした。
＞＞オリンパス　ニュースリリース：狭帯域光観察（NBI）が可能な内視鏡ビデオスコープシステム　「EVIS LUCERA SPECTRUM NBIシステム」発売

10:45 会計

大腸がん検査など検査オプション全部付けて、エコーと内視鏡のデータCD-Rをプラスして申し込みましたので、合計22420円です。市からの補助が効いてこの値段です。※通常はこの倍くらいだそうです。

11:00 終了

なんだかんだで11時過ぎになりました。CD-Rなどのデータは、3週間後の結果受取日のときにもらえます。

11:40 食事解禁

昨晩の21時から食べていないので、12時間ぶりの食事です。ちょっとお腹がごろごろしましたが、やっとこれで終わりました。ふう。まあ日帰りの人間ドックと同じなのですかね、午前中で終わったという感じです。

お疲れ様でした。帰って一休みします。

やっぱりしばらくぶりの喉入れ内視鏡は刺激が強かったです。何も出ないことを祈りましょう。

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12月25日人間ドックの検査結果の受取

検査結果は郵送より受取がおすすめ

郵送と来院による受け取りが選択できます。わたしは近所でしたので受け取りを希望し、当日になりました。CD-Rも頂けるので楽しみです。

郵送ではなく取りに行くと、手間はかかりますが、実際に先生から一通りの所見と、その場で疑問を聞けるので助かります。

今回はとくに異常はなかったとのことで、一安心でした。懸案としては、今回の大腸がん検査は便を採取して血液（便潜血）の検査をするものでしたので、他のCTや内視鏡よりは精度は劣りますので、次は大腸がん検査の内視鏡を撮るといった感じです。

その他、すぐに治療が必要というわけではないが、通常とは異なる状態なので、経過観察といった箇所が見つかりましたので、列挙します。胃のポリープは、先生曰くは、癌に変異することはないそうで、それよりは大腸のポリープはがんへ変異することもあるそうで、そちらの内視鏡はいずれやったほうが良いとのことでした。

呼吸器系：左上葉末抹：小結節影（肺の左上に白い影のようなものが出来ている）
食堂裂孔ヘルニア（食堂と胃をつなぐ穴がちょっと広がっている）
胃内に2mmほどのポリープが2つ（悪性ではないとのこと）

事前に自分自身が懸案していた、血清アミラーゼ値は下がっており安心しました。こういたアンコントーラブルな値はどうしようもないため不安でしたが、良かったです。事前に膵臓由来ではないことがわかっていましたので、それを伝えたところ、先生いわくは日々の体調に出るとのことなので、規則正しい生活を心がけるしかないですね。

人間ドックで経過観察となった箇所

こちらが声帯浮腫。胃カメラの内視鏡でもバッチリ写っていました。これは直しようがないので、鼻呼吸、大きな声を出さない、など保存療法で対応。

胃に見つかった2つのポリープ（出来物）。とくに悪性ではないとの判断で、1年おきくらいで経過観察。

左の肺の上のほうに影があるとのことですが、素人にはちょっとわかりませんでした。これも今すぐというのではないため、経過観察。

他も、いくつかの適正範囲外になりそうな数値があったのですが、今すぐ入院といったものではない（血清蛋白分画：血清α１グロブリンが低値）とのことで、一安心です。あと、当日バタバタとオプション追加した眼底検査もとくに以上がなかったので良かったです。

人間ドック以外での懸案事項

歯科医で診てもらった炎症

これは人間ドックではないのですが、近所の歯科医に行ったときに見せてもらったレントゲン写真です。

人間ドックは内臓系は状態を推し量れますが、筋肉や骨など、外的なものはわかりませんので、別途自分で状態把握をする必要があります。下の前歯が痛いのでレントゲンを撮ってもらったところ、歯の治療は済んでいるが、奥に炎症のようなものがあり、それが痛みだろうと、2つの歯科医で言われました。ちょっとこの治療は来年に持ち越しですね。

人間ドックではわからない大腸ポリープ

今回の便潜血検査では、大腸がんの早期発見をすることはできません。ポリープから血が出るくらいまで大きくなったものの発見にのみ効果があります。
＞＞苦しくない無痛内視鏡検査（胃カメラ）の特徴 | たまプラーザ南口胃腸内科クリニック

ですから、来年は内視鏡での大腸がん検査を受けるつもりです。2～3時間かけて洗浄剤を飲むのが辛そうですが、仕方ないですね。以下の動画で詳しく紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=-W-CkDtaYws

・　・　・　・　・

この病院での人間ドックははじめてでしたが、以下のように手書きではなくしっかりとした印刷物で渡してくれ、かつ過去2回分を書き込めますので、トレンドを把握できます。これはとても助かります。「範囲内で良かった～」ではなく「このまま上昇するとヤバイ！」と気付けるほうが嬉しいですから。

今回、オプションにCTと内視鏡、エコーを付けましたがどれも異常はなかったですが、この正常値をまずはデータ取りできたので良かったです。とりあえず、内臓系は問題がなさそうなのが分かりましたので、来年は安心して、腰痛とストレートネック対策などの、筋力増強・体幹アップに取り組むことができそうです。何があるかわかりませんけどね。

なお、お酒については、この結果であれば、1日、日本酒1合、休肝日週2日、程度のペースならば問題ないとのこと。ただ肝臓的には飲まないにこしたことはない、とのことで今後も控えることにします。

ひとまずはお疲れ様でした。

日帰り人間ドックを終えた感想

国保の補助で人間ドックの費用

これを見ると受信したTMG宗岡中央病院の標準的な人間ドックは4万円以上ということがわかります。まあ相場かとは思います。

そして今回わたしは、オプションでエコーとCTを撮ってもらい、さらにそれらのデータをCD-Rでもらう追加をしましたので、合計で22420円というわけです。市からの補助といった助成金がなければもっと高い値段でしたね。感謝です。

というわけで、料金などご参考になれば幸いです。

健康なときにこそ余裕を測る

内臓系は比較的健康であることがわかったので良かったです。ただ、アミラーゼ値は予想どおり正常範囲を超えていて、今後どうしようかなあと思案中です。

一通りの項目を過去のデータと比較して、今後かかりそうな病気のリスクを予想するデータが貯められたことは良かったです。

どんなに健康であっても、老化や生活習慣で健康分は目減りしているはずです。ただ、不健康までの残量がわかれば、備えて行動するようになります。異常なしで良かったー、ではなくデータを取って予測するために検査を受けたいものです。

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あと、やっぱり口からの内視鏡は辛いですねえ、鼻からの内視鏡導入してほしいなあと思いました。次回はぜひよろしくお願い致します。

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まとめ

今回フルセットで人間ドックを受診してきましたが、思ったよりは健康でしたが、それでも40歳後半になるといろいろと出てきますね。検査でどういう状態なのかわかって良かったです。

2017年は、元日ギックリ腰から始まって、前述関連リンクの病気に悩まされた1年でした。

健康診断でわかることは比較的内臓系が多いので、筋力低下や骨の異常や運動不足などに関しても、毎年なにかしら受診したいなと思いました。何か良い検査がありましたら、ぜひお教え下さい。

通常の健康診断でわからないことがわかる人間ドック、定期的に受診はおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。