画像25枚で見るGoogleローカルガイドコネクトライブ東京2018 参加レポート

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2018年8月29日に六本木ヒルズにありますGoogle社で行われましたGoogleローカルガイドコネクトライブ東京2018に行ってきました。

こんにちは、ローカルガイドのカグア！（@kagua_biz）です。普段はグルメやドライブ先のスポットを投稿しています。

本記事では、Googleローカルガイドコネクトライブ東京2018の様子を共有したいと思います。

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この記事の目次

Googleローカルガイドコネクトライブ東京2018とは
コネクトライブ東京2018に参加してきた
あなたもローカルガイドになってみませんか
関連情報リンク
まとめ

Googleローカルガイドコネクトライブ東京2018とは

過去2年間にわたり、グーグルは活躍しているローカルガイドに対しローカルガイドサミットというイベントを開催してきました。それがイベント名称が変更され「コネクトライブ」となったそうです。
＞＞Local Guides Connect – Announcing this year’s big event: Connect Live 201… – Local Guides Connect

これまで通りカルフォルニア州のグーグルでも行われるそうですが、それに先んじて東京で行われますのが、Googleローカルガイドコネクトライブ東京2018です。国内向けに、ローカルガイドのコミュニティでも情報発信がされています。
＞＞Local Guides Connect – コネクトライブ 2018！ – Local Guides Connect

本場で行われるコネクトライブは、すべてのGoogleが旅費などを負担してくれるとはいえ、それなりの準備が必要です。しかし、日本国内で開催してもらえるということはまたとないチャンスです。

Google社員と会い直接フィードバックを伝えたり意見を交わしたりできる
Googleマップに投稿する写真や投稿のヒントや新しい発見を共有できる
自分以外のローカルガイドの人たちと交流できる

参加者には上記のようなメリットがあり、楽しいイベントとなっています。

コネクトライブ東京2018に参加してきた

受付オペレーションは完璧そのもの

今回は地下鉄千代田線の乃木坂駅から歩いて六本木ヒルズまで行ってきました。

17:45分受付開始と事前告知がありましたが、その30分前にはすでにスタンバイされていました。運営はナイスな感じ。

そして、受付開始前にちらほらとそれっぽい人たちが、何人も問い合わせに近寄っています。ほんといろいろな人がいるなあという印象。途中に適宜、「会場の準備が整い次第受付開始ですので、しばしお待ち下さい」とスタッフさんが口頭でアナウンス。今回の運営業者さんはほんと優秀です。

しかも受付時にしっかり五十音順に名札を並べていて、受付も2列体制で準備されていました。

参加者全員に配布されるTシャツは、30階の開場前で配布というオペレーション。Tシャツはサイズがあるため、1回1回聞かないと行けないので列が滞るのですよね。そして、最初からしっかり紙袋に入れてスタンバイ。ほんと今回の業者さんは素晴らしいです。ほぼ完璧なオペレーションです。

六本木ヒルズ30階のグーグルに来た

コネクトライブ2018東京の会場は、六本木ヒルズ30階のグーグルです。

Tシャツいただきました。配布時にもスタッフさんが「サイズは日本サイズです」と口頭でアナウンスされていて、ほんと今回の業者さんは機転が聞いて裁量や権限ももらえてるようで、良かったです。

ちなみにTシャツはこんな感じ。バックプリントにもGoogleローカルガイドコネクトライブとあり、かなり目立ちますね。やっぱり東京というとラーメンなんですかね。

交流会で振る舞われた料理のセレブ感

会場入りしますと、いきなりウェルカムお酒です。ソフトドリンクは会場を少し進んだテーブルにあって自分で取りました。お酒がダメな私はちょっとさみしかったです。

会場はこんな感じで、さらに奥にセッション会場があります。さっそく交流が盛んに行われています。

こうしたイベントではおなじみのフォトグッズ。ここで撮影して、即プリントしてくれるコーナーがありました。

Googleマップのピンのマカロン。とても甘いそうです。

リアルに、おすすめの場所を貼り付けるマップがありました。私は上野動物園を書いて貼りました。

ワールドワイドな展開だからか、それっぽい撮影クルーのかたもいらっしゃいました。

セレブな気分にさせてくれる料理の数々。ローカルガイドになって良かった、と思える一瞬です。

Googleローカルガイドコネクトライブ「東京」らしく日本酒の試飲コーナーもありました。

コネクトライブ東京2018の当日の流れ

全体の流れなど、イベント概要について解説されるGoogleのマキダさん。右の進行役はローカルガイドチームのイシカワさん。

懇親
Google社員さんのセッション
懇親
フォト撮影・解散

基本的には、セッションをはさみ終始、歓談という感じで進められました。会場には、フォト撮影コーナー、料理、テーブル、おすすめマップコーナーがありました。

終始、コネクトライブを盛り上げてくださったマキダさん。司会や最後のシメなどでテキパキと進められていました。

セッションが始まりGoogle社員さん登壇

セッションは、Google社員のかたが司会進行されて、ローカルガイド関係者のかたがたが登壇されました。

マキダさん（口コミ・製品開発マネージャ）
クラチさん（プロダクトマネージャ）
ゴトウさん’（ソフトウェアエンジニア）

終始、笑顔のエンジニアのゴトウさん。Googleマップなど開発に携わっている期間はとても長いそうです。そして、日本は地図先進国で、小学校で地図を教えてる事自体が凄い、とおっしゃられていました。

司会者が参加者のローカルガイドレベルを質問しました。まず全員が立ち、レベル５、レベル６・・・、と言っていき座っていくというもの。会場にはなんとレベル10が何人もいたことがわかり、どよめきが起こりました。

参加者　72名（発表時）
ストリートビュー認定フォトグラファー　17名
投稿フォト　22万点

さらにこうしたデータも、マキダさんが語られていました。これまでは「はじめての投稿をしませんか？」と表示されていたところ、このような盛況ぶりからもうしなくなったとのこと。凄いですね。

レビューも、現在では70ヶ国語にも自動翻訳されるそうで、その結果、海外のかたも投稿も増えたそうです。

セッションでは、ローカルガイドとしておすすめの投稿方法などが語られていました。似たような写真でなくとにかく多様性があったほうが見られる、ということなのですかね。

情報は具体的で多めのほうが良い
フォトは多様性を重視したほうが良い

質問コーナーに入る前にグーグルのクイズ。グーグルの創業の年をあてて、ノベリティを頂きました。ありがとうございます！

会場から出た質問やフィードバックまとめ

最後に参加者からの質問コーナー。最初は進行役の人が質問をする形式でしたが、数回の質問の後、会場からの質問を受け付ける流れとなりました。

みなさん、普段のローカルガイドの活動において疑問に思っていることを、Google社員さんに直接聞けて、終始盛り上がってました。※画像は質問をしている様子です。

ドライブからの投稿は削除するとマップからも消える？

Ｑ：Googleドライブにアップしたフォトから、Googleマップに投稿したとします。投稿後、ドライブからフォトを削除すると、マップからも消えてしまうのか（せっかく投稿したものが消えないか）？
Ａ：消えない。あったとすると、かつてあったバグと思われる。

バスのルート検索がずれるのは？

Ｑ：バスのルート検索がよくずれるのはなぜか。
Ａ：バスはバス停の位置が変わったりデータが集まらなかったりなどで、結構難しい問題。工事などがあるとバス停の位置が変わることがある。GTFSという路線のオープンデータ規格があるが、それに乗ってくれると助かる。コミュニティバスなどは逆にのっとってくれるケースもあり助かる。
＞＞標準的なバス情報フォーマット・GTFS関連リンク集／公共交通利用促進ネットワーク

地図の新しい場所登録は取り消せるか？

Ｑ：新しいスポットの登録時に間違って登録してしまった。訂正する方法がないのだが取り消せるか？
Ａ：取り下げる方法はない。審査についてはAIで行ったり目視で行ったりバラバラなので一概に言えない。アカウントがわかれば個別対応をするときもある。

フォトアップロード時にぼかしをかけられないの？

Ｑ：ストリートビューのように写真投稿時に人物にぼかしがかけられると助かる。
Ａ：実装はしていない。逆にすべてかけてしまうと、モザイク客ばかりになってしまい、かえって怪しいお店となってしまう（会場笑い）ため難しい。

ランクを下げる評価はないの？

Ｑ：今のところフォトなどでも、いいね！はあるがバッドが評価できない。
Ａ：問題は把握はしているが難しいと認識している。フィードバックなどの活用をお願いしたい。

地図でｘｘ階など住所の最後がわからないことが多い

Ｑ：住所を最後まで見ないとわからないことが多く、現場で探すこともある。
Ａ：鋭意努力はしている。いっぽうで住所以降の表記は任意なので難しい面もある（ビルなのかビルヂングなのか等）。

・　・　・　・　・

その他、ベビーカーの情報などももっと掲載されると助かるといった意見も出るなど、大盛況でした。いっぽうでワールドワイドに展開しているサービスとしては、難しい事情もあるのだろうなと身近に感じられました。

いっぽうで、ローカルガイドの仕組みについてなのか、Googleマップ自体についてなのかの切り分けって難しいなーとも思いました。

質問タイムはあっという間に過ぎた印象です。

イベントはフォトセッションと挨拶で無事終了

最後にフォトセッションをしました。全体集合写真的なものを何枚か撮影し、360度パノラマ写真も撮影しました。じゃんけん大会ではありません。

セッション後の歓談では、Google社員さんをまじえて、直接フィードバックをできたり、質問できたりと交流を深められました。

最後は、マキダさんからの締めのご挨拶。本当にお疲れ様でした。

あなたもローカルガイドになってみませんか

今回のイベントは、公式の100人規模のイベントだけあって、準備が整えられた感じのする盛りだくさんで、安定感のあるイベントでした。

ふだんローカルガイドとして活動されている他のかたの様子なども聞けて、とても楽しかったです。こうして、どんどんGoogleマップが豊かになっていくんだなあとひしひしと思いました。

情報の充実という点では、まだまだ課題もあるGoogleマップ。それでも、こうした支援や盛り上げの醸成で地道にデータの充実が図られていくのだろうなと予感しました。

派手な印象のあるGoogleですが、こうした地道な活動はもっと知られてもよいなぁと思います。

ぜひ、みなさんもローカルガイドとしておすすめのスポット情報や地域貢献してみませんか。Googleのアカウントさえあれば無料ですぐに始められます。
＞＞概要 – ローカルガイドヘルプ

おすすめですよ！

まとめ

ローカルガイドのイベントは、どうしても接点がGoogleマップしかないため、なかなか最初に打ち解けるのが難しいのですが、こうした立食形式ですと盛り上がるものですね。

次回は、話のきっかけとしてそれぞれのプロフィールがわかる仕掛けがあるといいなあと思いました。共通項があると話題が広がりますよね。

Googleさんのこうしたイベントは参加するだけでもセレブ感がビクンビクン刺激されますので、ほんと楽しいですね。ありがとうございました。