家の照明をLED化したときの3つの失敗と注意点と費用

年末に家の照明をすべてLED化しました。いっきにやると大変なのと、LED照明に慣らす期間とあり、半年くらいかけて少しづつLED化してきました。節約よりは負担軽減を目指しました。

ただ、家の照明をLEDに交換するときにやってしまった失敗もいくつかありましたので、せっかくなので共有します。なお情報は2018年12月17日時点で、価格は当時のAmazonのものです。

固定費削減を目指し照明をLED化

家のLED化を目指した理由

景気後退懸念が広がるなか、好況のときに固定費を削減したいと考えました。LED照明は割高かもしれませんが、後述のメリットを考え、2018年くらいから徐々に切り替えようと計画しました。
家の照明LED化

また「電球あったっけなぁ?」「なんか暗くなってきたな?!」など、精神的な負担が減らしたいということも大きかったです。

さて、家の照明をLED化すると、コスト以上にさまざまなメリットがあります。以下、修繕費をかけるかどうかの目安になると思います。

LED化のメリット

  • 長寿命化で面倒が減る(買ったり付け替えたり気にしたり面倒)
  • すぐに点灯する
  • 点灯タイマーで目覚め改善など

多くのかたは毎月の電気代の節約をイメージされると思います。しかし、そもそも照明が占める割合はそれほど多くないはずです。結構な数を揃えるはずなんですけどね。
家の照明のLED化の費用

照明を1日中つけているなど業務で使っているわけではありませんので、我が家でもそれほど思ったほどの劇的な効果はありませんでした。まあ数%はあったとは思いますが、季節変動の誤差の範囲なのかなという印象でした。

照明のつけかえが私しかできない我が家にとって、とにかく照明を付け替える、という精神的な負担が軽減されたことが私には大きなメリットです。

LED化のデメリット

  • 消える時は完全につかなくなる
  • 思った明るさや色でない
  • ブルーライトが比較的多い

LEDは半導体で発光させるため回路が故障しますと、突然切れます。蛍光灯のように「暗くなったなぁ」という頃合いがないことと、長寿命に安心していつくらいに換えどきかを忘れがちなので、注意が必要です。

色合いはメーカーによってもかなり変わりますが、これについては後述します。
家をLED化した

半導体による発光ということでブルーライトが多く含まれるため、健康被害を訴える事案もあるとのこと。我が家では影響の少ない部屋から徐々に導入し、様子を見ながらLED化しました。

ただ、すべてがスムーズに切り替えられたわけではありません。せっかくなので、失敗した点を共有します。みなさんもご注意下さい。

LED照明に切り替えたときの失敗

明るさのイメージが変わる

これは失敗というよりは想定違い、という事案です。外灯の豆電球をLED照明に換えたビフォーアフターです。明るさが完全に変わっています(カメラのオート露出のため正確ではありませんが)。
LED照明の違い

家族は明るいほうが良いということで歓迎ムードでした。しかし、この外灯のすぐ近くにお隣さんの小窓があり、これだけ変わると影響あるだろうな・・・と思いました。

結果としては、明るさを少なくしたLED照明に換えました。ミニクリプトン球サイズのLED電球は40wと60wで価格差が大きかったため、色気をだして明るめのものを買ってしまったことが裏目にでてしまいました。これは注意ですね。

LED照明はどうにもイメージしづらいためやってしまった失敗です。

色合い表記がメーカーで異なる

蛍光灯でも温かな灯りや、白色、蛍光などいくつか色合いがあります。もちろんLEDでも、白と温色程度はあるのですが、その白でも結構変わる印象です。

灯りに対して敏感(夏の強い日差しで頭痛がするなど)な家族のため、リビングのLED化は慎重に行いました。少し割高になるのですが、色合いを変えられるLED照明を導入しました。
LED照明で明るさを変えられるもの

ですので、これ自体は問題なかったのですが、すぐわきにあるキッチンの小さなLED照明との差が若干出てしまいました。

慣れの問題や、気にしすぎなのかもしれませんが、注意点としては同じメーカーで統一するなどもう少し工夫できたような気はします。

グロースターターの有無がある

完全に盲点でした。よく洗面所などで20型の少し小さいまっすぐの蛍光灯がありますよね。あれは単に付け替えるだけかと思いきや、タイプが異なるものが存在しました。

グロースターターといって数センチの小さな点灯管がある照明とない照明とあったのです。LED照明を買うときに、このグロースターターに該当するLED専用スターターが付属するものを購入すればOKです。
点灯管タイプの蛍光灯につけるLED

ただ、我が家では点灯管のないタイプで直管系のまっすぐの蛍光灯の照明があり、これは照明器具自体を交換するかどうか検討中です。こういうのもあったのね・・・。
LED専用スターターがつけられない照明

棒の蛍光灯のタイプでも、グロースターターがないタイプがあるとは・・・。とりあえず、家内照明全LED化をするときには以下を調べてからですね。

  • 蛍光灯の取り付けタイプかどうか
  • グロースターター付きかどうか
  • もともとの明るさと必要な明るさ

とりあえず、上記の失敗以外は、以下の取り付け口のタイプはすべて、照明ごととりかえてスッキリLED化を終えました。
家の照明を全部LEDにする

リビング以外の通常の部屋は、照明器具そのものをまるごと付け替えて、問題なくLED化ができました。これは簡単でした。

ただ、これも天井につけるソケットが交換可能なタイプでないと電気工事が必要な場合があり、注意が必要でした。面倒臭がらず購入前に一通りしっかり調べておきましょう。

ネットで見つけた失敗例

あとネットで見つけました家の照明のLED化で失敗した事例や、難しい事例をまとめます。

  • センサー付などもともと壁スイッチなども含め高機能なものは大変。電気工事がおそらく必要。
  • ダウンライトで光の拡散を利用する照明(後ろに反射の銀盤がついているもの)は角度が難しい。LEDは光の広がり方が電球とは異なる。
  • 回路が熱を発するため、密閉状態の照明の場合、寿命が縮まる可能性も。

照明ってほんと生活に密着している家電なだけに身近すぎて、意外と細かな違いを理解できてないことも多いのですよね。ほんと今回勉強になりました。

LED化にかかった費用

修繕費まではかからなかった

電気工事などまでは必要ありませんでしたので、家のLED化は照明器具のみの価格ですみました。概算では以下の費用でした。

  • LEDシーリングライト 約7000円x7=49000円
  • LED電球(2個タイプ) 約1500円x3=4500円
  • LED直管形電灯 約2500円x2=5000円
  • ミニクリプトンLED 約1700円x2=3400円
  • 合計 おおよそ 62000円(税別)

意外と、口金直径17mmの小さいLED電球が割高だなだと思いました。それでも、けっこうな頻度で交換していたような気もするので、良しとします。毎日、何時間も使うものですし。

結果としては、約6万円で、数年先まで照明の心配をしなくて良いという精神的負担が減り、良かったです。

具体的には以下のLED照明です。ご参考になれば幸いです、お疲れ様でした。

築年数だいぶたった我が家ですが、照明を全部LED化してスッキリしたら、気分までリフレッシュできたような気がします。おすすめですよ。

家のLED化おすすめ照明

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あとミニクリプトンの小さいソケットの電球タイプのLED電球が2箇所。

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関連情報リンク

まあ、エアコンと冷蔵庫に比べると少なそうですけども。
>>家中の照明器具を全部LEDに変えたら電気代は何%ぐらい安くなるもんなんで… – Yahoo!知恵袋

こちらのLED化体験記。画像豊富でわかりやすいです。
>>家の照明をLED化してみた – とね日記

外灯の場合、虫が集まりにくいというメリットも。
>>けっこう驚愕。いますぐLED電球に変えた方が絶対トクする理由 | ROOMIE(ルーミー)

ダウンライトのタイプで、反射板がある照明の場合の注意が画像つきで説明。わかりやすいです。
>>ダウンライトLED化!!失敗・・・ ( 住居 ) – La vie avec un garage – Yahoo!ブログ

調光機能やもともと高機能なタイプは交換に、電気工事が必要な場合も。
>>ホントに大丈夫?LEDを使っちゃダメな6つのパターン | Only1 Press

まとめ

LED化を徐々に進めていきましたが、思いのほか事前確認しなければいけないことが多く、大変でした。

それでもなんだかスッキリとした気持ちになるので、やっぱり照明はいいですね。明るくて経済的であればすばらしいです。

これからどれくらいお得になるのか電気料金の明細が楽しみになりました。みなさんもぜひLED化、おすすめです。

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