Shared View の使い方、ユーザーテストに役立つMS製デスクトップ共有ツール



ユーザーテストにおすすめ!最大15人までデスクトップ共有が可能。

利用条件は、参加者全員がSharedViewをインストール済みで、ホスト役がWindows Live IDのアカウントを持っていること。システム要件としては、Windows XP SP2以降です。以下からダウンロードし、無料で使うことが出来ます。

Microsoft SharedView ダウンロード詳細 Microsoft SharedView
Windows Live へようこそ

回線は300 kbs 以上ということで、かなり軽い印象。SharedView でデスクトップ共有最大15名、更にスカイプと併用して会議通話も!(スカイプでの会議通話は最大25名。参考:会議通話)。

1.SharedView の使い方〜セッションの開始

まず、ホスト役の人はセッションを開始します。SharedView 起動後、WindowsLiveへログインをしておきます。

セッションが開始されると、セッション名とパスワードが表示(招待メールの雛形)されるので、これを参加者に伝えます。

2.SharedView の使い方〜共有の開始と参加者管理

ホスト役は共有するウィンドウを決め、「開始」をクリックします。このとき、参加者のマウスクリックを表示させる設定も出来ます。

参加者は、SharedView を起動し、「セッションに参加」をクリックし、セッションIDとパスワード、表示名を入れます。

ホスト側で、参加希望者を許可すれば、これでデスクトップ共有が始まります。

なお、招待メールをもらったユーザーで、SharedView を持ってない場合は以下。(1)記載のURLをクリック、(2)ダウンロードページへ誘導、(3)インストール開始。ただ、IEかFireFoxのみなので要注意。ちなみに、参加者はWindowsLiveIDを持っている必要はありません。

3.SharedView の使い方〜共有時できること

操作感ですが、私の環境では、だいたい4〜5秒遅れて表示される感じ。操作している側は、もたつく等もっさり感はありません。普段通り利用してもらえると思います。

ホスト側の画面のほうが大きければ、参加者画面では縮小表示(画面の上のほうにツールバーが表示されます)。

参加者のクリックも検知可能です(下図、マウスが2つありますよね)。

簡易的なチャットも可能です。ただし、表示は基本1行なので、どちらかというとホスト側のアナウンス利用かと。

資料を配付することも可能です。

参加者はドラッグで、その軌道をペンツールのようにも使えます。

無料なので、ユーザーテストで気軽に薦められるのもGOODですね。ぜひ。

Microsoft SharedView ダウンロード詳細 Microsoft

追記:オフィスにしれっとShareボタン登場。イイネwww!