新しいiPadを予約注文時、初めての人は注意したいこと

刻印サービスを頼むと、返品・キャンセルが出来なくなります。 ※本記事は2012年3月時点での記事です。

アップルストアで、新しいiPadを予約注文するときに、気を付けることがあります。結論から言いますと、刻印サービスを頼むと、返品・キャンセルが不可になります、しかもそれがデフォルトの遷移になっている、という点です。

上図のように、「刻印サービスする」がデフォルト(緑色のボタン)になっています。国内法では返品特約は見やすい箇所に記載すると定められている(特商法第9条及び第16条の2)のですが、小さい文字でさえ画面内にはその注意は記載はされません。上方の小さなメニューをプルダウンして、初めて以下の注意を目にすることが出来ます。

下記の条件に該当する場合は返品および返金の対象外となります。
開封済みメモリ
開封済みソフトウェア
ソフトウェアダウンロード製品
刻印入りiPod、iPad
アップデート用ソフトウェア製品(ソフトウェアアップグレード)
Appleギフト包装
Apple Developer Connection製品

注文状況確認画面に突然「キャンセル・返品対象外」と表示され、あれ?!と思うわけです。刻印サービスをしますと、おそらく転売も難しくなるでしょう。

アップルファンの方々には、周知のことなのかもしれませんが、初めての方はご注意ください。

◆参考URL
改正特定商取引法「返品の特約」気を付けるべき4つのポイント(1/2) | ネットショップ運営を支援する【売上アップセンター】
国民生活センター
表示対策課 – 消費者庁